山ある記 2001年1月2日 (浜石岳:707m)
正月早々に、新年の富士山を楽しむべく日の出前の暗い中を出発する。
東名自動車道を富士IC目指して進む、途中小田原を過ぎた頃ほの明かりの中に、富士山がぼんやりと見えた。富士ICからは国道1号線を清水に向かい、由比町の目印で国道を後にする。天気はすっかり曇り空で、近くに富士山がまるっきり見えない。
歴史を感じさせられる町並みの中程に、浜石岳登山口の道標が目印であり。そこからの浜石岳登山口への道は狭く、住宅の庇をくぐる感じで車を走らせる部分があるが、じきに勾配が急で畑の間を縫うように通じている道を道脇にある小さな方向ガイドを頼りに走り登っていく。
駐車場から山頂までの歩く時間は1時間程度あれば十分な、なだらかな道である。
浜石岳は、前に富士山、後ろに駿河湾等360度の景観がある場所であるが、曇天のためその眺めを物にすることが出来ずに帰路につく。
展望台から浜石岳を望む