山ある記

2001519日 (守屋山:1,650m、入笠山:1,955m)

 駐車場が登山口となっている、近傍の2山と温泉を楽しんだ記録です。

 ある人の記録では、朝3時出発〜19時30分帰着とのことだったので、自分も同様の予定を考えてみた。

 実際は、出発・朝4時〜620分・杖突峠登山口〜930分・守屋山東峰〜1010分・守屋山西峰〜11時・守屋山東峰〜1150分・杖突峠登山口〜1240分・入笠山登山口駐車場〜1320分・入笠山山頂〜14時・入笠山登山口〜1415分・マナスル山荘〜1530分・水神の湯着〜1625分・水神の湯発〜2010分・出発地着となった。

 日の出前の外環側道を通り、首都高速5号、環状1号、首都高速4号、中央自動車道と有料道路を走り続け、双葉のサービスエリアで休憩を取った後、諏訪ICで有料道路と別れ一般道を杖突峠け向かう。杖突峠の峠の茶屋がある場所を過ぎ、高遠町へ入り直ぐにJRバス・守屋山登山口となる。JRバス守屋山登山口の後ろは、駐車場になっており、さらに守屋山への林道にもなっている。

 自分が駐車場に着いた時は2台の車が止まっており、自分と同年配の夫婦が奥の登山口から登り初めていた。自分達も靴を履き替え早速山道を登り初めると、先に登り初めた夫婦が山菜のわらびを採取している傍を追い抜いて登って行った。

   

 

 登山口から45分程でアカエ沢源頭の座禅草群生地に着く。座禅草の花は既に終わり生育した葉になっていた。このアカエ沢源頭は広い草原で、守屋山登山口と書かれた丸木と避難小屋があり、休憩するのに丁度良いベンチも置かれている。

   

 

 それから約20分も登ると岩が露出した守屋山東峰に着く。ここからの展望は360度見渡すことが出き、鳳凰山、駒が岳、千丈岳、北岳、諏訪湖、八が岳等を確認できた。

 

  

 

 景観を楽しみながら持参したおにぎりで朝食をとり、守屋山西峰まで20分の標識を確認し守屋山西峰を目指す。途中カモシカが姿をみせる事があるというカモシカ岩を見て、20分で守屋山西峰に着いた。こちらには守屋山の最高点である印の一等三角点があり、樹木が伐採され360度の景観があり、割合に広い草原が山頂になっている。

 ここでは、「わらび」や「たらの木の芽」等自然の贈り物を採取していると、登山口の近くであった夫婦が登って来た。奥さんの方は直ぐに山菜探しに行ってしまった様子であり、自分達は来た道を戻ることにする。

 12時少し前に杖突峠の登山口へ降りてきたが、途中で156人の登山者とすれ違った。

    

 

 次は入笠山の頂へ行く為に、国道20号を富士見峠へ向かい、その交差点から入笠山の登山口駐車場へ向かう。入笠山の駐車場は既に10台程の車が止まっており、下ってきた人々の姿があった。

 この駐車場まで来てしまうと30分程登れば頂上へ行け、360度の景観が楽しめる場所になる。登り初めて直ぐに山桜の花が半開きの状態で守屋山との標高差を感じさせられた。

 さらに登ると道脇の笹に遮られた場所に残雪があり写真撮影をしたりして登る。

午後に入った時間で守屋山の時と異なり下ってくる人に結構逢ったが、ここでも自分と同年代の人が多い。

 この山頂でも昨年来た時遠くに見た木曽御嶽山方面はけぶって見えない。また山頂はかなり強い風が吹き付け、風に背を向けて駒ケ岳を隠す雲の流れを見て昼食をとった後、八ヶ岳や駒ケ岳を15分程度見てから下りにかかる。

 駐車場へ戻ってから、ダートの道を湿地があるマナスル山荘前の駐車場へ車で向かう。

 5台程車が置かれていたが人影は無い。多分入笠山へ行っているのであろう。

 湿地にも人影は無く、水芭蕉の白い花がいくつか見えていたので、近くへ行き木道を散策する。守屋山では見る事が出来なかった咲いている座禅草を見ることが出来た。

 早朝からの疲れがあり、温泉(水神の湯:野天風呂)で途中1時間弱入浴をして帰途についた。

 

 

  

 



アクセス解析 SEO/SEO対策