山ある記

2001610日 (湯の丸山:2,099m)

 れんげつつじの開花を楽しみに、日の出前の薄明かりの中を出発する。

東部湯の丸ICからは湯の丸高原へ向かう道は、アスファルトで舗装された道で、お地蔵様が曲がり角を守る九十九折りの道を登って行く。池の平・高峰温泉の分岐を過ぎると目前が湯の丸スキー場の駐車場である。駐車場の周りは土産物店が並び建っている。

湯の丸山へは、スキー場のリフト下を登りつめ、さらに牧場の柵に沿ってつつじ平までのゆるやかな道を歩く。つつじ平には遭難防止の鐘が設置されており、通り過ぎる人々がその鐘を鳴らして行く。

ここからは先は岩が露出している道を登りつめていく。時間にして60〜70分程度あれば十分な道である。山頂までの途中で観た花は「いわかがみ」「れんげつつじ」「やしおつつじ」「山桜」「ずみ」等であった。

山頂からの景色は、360度の景観がある場所であるが、あいにく霧に隠されてその眺めを物にすることが出来なかった。隣の烏帽子岳を見ながらず食事をとり、池の平へ向かうため、駐車場へ引き返す途中、つつじの花を観に来た観光バスの客であろうハイヒール姿の人がリフト下を登って来るのに出会った。

 

  

 

 

   

 

 

    

 

 

池の平の駐車場は日曜日ということもありかなり混んでおり、湿地を周遊するコースを一周歩いた。ここで観た花は、「いわかがみ」「こまくさ」「あずましゃくなげ」「白山しゃくなげ」等で、あやめは繁った笹に隠されたのか蕾みはおろかその新芽も見えない状態であった。

 

 

 

 



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