山ある記

(平成13年10月7日 日光白根山・2,578m)

丸沼高原からのロープウエーを利用する日光白根山の山歩きへ行って来ました。
関越道・川越から沼田ICを目指すが、3連休のためか早朝(5時半頃)にかかわらず車の数が多いのに驚くが、上信越道へ行く車の方が多いようで、藤岡ジャンクションを過ぎると新潟方面へ向かう車は1/3程度になってしまう。
沼田ICからは、車の通りが少ない120号を、丸沼高原スキー場の看板がある駐車場へ入る。丸沼高原センターハウス前の駐車場はすでに車で一杯になっており、道路につけられた登山者用駐車場へ停車する。

下の画像上にマウスを移動してください、”コメント”が表示されます
丸沼高原ゴンドラ乗車券    ゴンドラからの風景
ゴンドラは既に運転されておりチケット販売窓口には40人程の団体が並んで各々がチケットを購入している。
乗車券の料金は片道\1,000円/往復\1,800円の料金は高過ぎると思ったが、15分ほどで2.5Kmの距離を移動でき2,000mの高さまで行ってしまう。
こんなに人が多いとゴンドラへ乗るのは順番待ちで大変? と思ったが以外にスムースに乗込むことができ、8人乗りのゴンドラボックスは次々と来て各グループごとに乗せてくれるので我々は2人でボックスに乗ったれ。
ゴンドラの高度が増すに従い眼下の景色が拡がり、キャンプ場の黄、緑、青のテントや丸沼・菅沼、スキーゲレンデのコース等が一望になっていく。
ゴンドラの山頂駅から正面に日光白根山の三連の頂上が見えたが直ぐに雲に隠れてしまい写真に残すことができなかった。
売店前を通り登山者カード受箱がある登山口から歩きはじめる。丸沼からの登山コースとしては
1.樹林帯コース
2.ガレ場の急坂コース
3.座禅山コース 等があるが樹林帯コースを選んだ。
どのコースも自然散策コースから分岐しており、樹林帯コースは雑木林の湿った道を2時間近く歩くと溶岩が点在する明るく開けた場所に出る。
皆ここで一休みしてからロープで設定されたコースの道を数珠繋ぎになって頂上を目指して登って行く。山歩きをしていて文字どうりの数珠繋ぎは初めての事である。

樹林帯を抜け出た陽当りの良いガレ場の山道から山頂を望む
山頂までの細い山道は登りと下りで行き交う大勢の人でごった返していてなかなか先へ進むことが出来ない。
頂上の三角点は団体者が占領して動かない、とんでもない日にきてしまったものだ。
とりあえず人が少ない岩陰でラーメンを煮て早昼食とする。そこは雲の切れ目から菅沼が見える場所であった。
隣にいた人は湯元から登ってきたということであった。
山頂付近の人影
大勢の中には町中を歩く姿で登ってきた二人連れがいた。どちらも運動靴で男が手ぶら・女はワンピースにディバッグ姿、前にはこんな軽装で登る姿を眼にすることは無かったものだ。
このような山にしてしまったのはロープウエーで簡単に2,000mの高さまで登ってしまうからであろう。金精トンネル手前から苦労して登った景色が懐かしく感じられる。その頃は山頂で写真のような姿はなっかたものである。・・・合掌!!


アクセス解析 SEO/SEO対策