山ある記

平成13年11月4日(城峰山:1,037.7m、上州の冬桜を訪ねて)

朝5時に起き出して空を眺めると若干雲が残るものの前日の雨も上がり天気予報通りの好天気の予感!!。
早速山仕度をして1時間後には家を飛び出し、川越IC〜本庄児玉IC〜上州おにいし道の駅〜城峰山公園へ 向いました。
城峰山公園の周遊道路は「土・日・祝日」は一方通行規制が行われていました。城峰山公園の駐車場へ着いた のは8時15分頃でしたが、駐車場前の売店の親父さん達3・4人が売店前から駐車場にかけての道路掃除をして いました。その姿を見ながら軽い朝食を摂った後、石間峠まで舗装された細い山道を車のすれ違いもなく登 って行きました。
石間峠はやや道が広くなっており、あずま屋とトイレが整備され、四方に道が分かれており舗装路を戻 れば下久保ダム、先へ行けば城峰神社で、山道は舗装道路とクロスして城峰山頂と鍵掛城経由奈良尾峠や 西門平へ続く道になっていました。

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石間峠の光景   城峰山頂登山口
石間峠の空き地へ駐車し、山頂まで0.5Kmの道標に従って「右に唐松、左に杉が植林」されている細い尾根道を山頂目指して登りはじめました。
この道の大部分は丸木で土留めをした階段に整備されていて10分あまり登れば山頂に着ける距離です。

登山道脇の唐松    山頂から神社への道で撮影

城峰山頂は一等三角点の標があります。そこからの展望は木々に遮られて良いとは言えませんが、その脇に銀色に輝く鉄製の展望台が設置されてありました。今朝は強い風に雲も払われて展望台からは「東には筑波山等茨城方面」、「南には取山等の奥多摩方面」、「西には雪で白く覆われた浅間山やその奥にアルプス等長野方面」、「北には男体山、那須等栃木方面」と文字通りの360度が見渡せました、標高1,000m程度の標高でこれだけの景色が見ることができました・・感激!!。
城峰神社裏の登山道からの城峰山頂
風の冷たさで寒くなり歩きはじめ、城峰神社〜将門が隠れたといわれる天狗岩〜城峰山頂〜岩間峠と廻りました。山頂から峠へ戻る途中我々より若干若いと思われるご夫婦、バイク乗り姿でヘルメットを右手に持った若者に遭いました。
我々はもう少し歩き、山頂と反対にある車が入れる程度の広さが有る山道を登っていくと急に道が細くなり丸木の階段がつけられた場所に出る直前に大宮ナンバーの自動車が1台ありました。
階段を登る距離は短いですが急傾斜を登りきれば5・6人は座れる程度に草が刈り払われ、下久保ダムや鬼石が一望に見下ろせる良い場所でした。ラジコン飛行機を脇に置いた2人連れの先客がいました、ラジコン機を飛ばすに遮るものが無い良い場所なのでしょうが風が強すぎて飛ばすのを考え込んでいるようでした。(さっきの自動車はこの2人連れが乗って来たと思われます) さらに先にピークが見えています。
急坂を下りきると「↑鍵掛城 →鍵掛城巻き道、西門平」と道標に書かれた分岐に出ます。 ここも直進して急傾斜の丸木で土止めされた道を登りきったピークが鍵掛城でした。「鍵掛城」は木々に阻まれて暗く見通しは悪い場所で2.5m程の棒杭に付けられた「鍵掛城」の看板がなければ単にピークの一つとしか思えない場所でした。 ここから岩間峠まで戻り、城山公園の駐車場へ駐車して公園をぶらつきました。公園では素晴らしいカメラを2・3台持ち冬桜をカメラに収めている一行に出会いました。 それから鬼石の桜山へ廻り駐車場料\300円で入場しました。午後2時過ぎでしたが駐車場はほぼ満杯の状態でした。 ここの桜は冬桜(一重の花びら)が多く、城峰公園から来る途中道脇で見た桜畑の十月桜(八重の花びら)と比べると淋しく感じられます。また、これらの桜は春も咲くとのことで木に無理があるのか寿命が短いと売店の人が教えてくれました。
−終わり−


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